メンズ洗顔料の選び方|乾燥肌・脂性肌別と正しい洗い方

洗顔後につっぱるのに、昼には顔がべたつく。そんな状態だと、洗浄力が強いものと弱いもののどちらを選べばいいのか迷うだろう。
洗顔料は「男性用」の文字だけで決めず、洗った後の肌の状態から選ぶ方がわかりやすい。そして、商品選びと同じくらい、泡でやさしく洗うことが大切だ。
そもそも、朝晩とも洗顔料は必要?
正直に言うと、洗顔料を使っていない男性はかなり多い。水だけ、またはボディソープで顔を洗っているという人もいる。それ自体を責めるつもりはないけど、顔の皮脂や古い角質はお湯と水だけでは落ちきらない。
ただし、洗顔料を使えば万事解決というわけでもない。間違ったものを選ぶと、必要な皮脂まで根こそぎ落として、逆に肌荒れを悪化させることもある。だから「とりあえず洗えればいい」という感覚で適当に選ぶのはよくない。
肌タイプは、洗顔後の状態から見てみよう
洗顔料を選ぶ前に、自分の肌がどのタイプに近いかを大まかに把握しておく必要がある。知らなくて当然なので、簡単に説明する。
脂性肌(オイリー肌) 洗顔後1〜2時間で顔がテカる、毛穴が目立つ、鼻周りがザラザラする、といった特徴がある。皮脂分泌が多い状態だ。
乾燥肌 洗顔後すぐに突っ張る感じがある、肌がカサついている、赤みが出やすい。皮脂が少なく、水分も保ちにくい状態だ。
混合肌 Tゾーン(額・鼻)はテカるのに、頬や口元は乾燥する。男性にいちばん多いタイプかもしれない。
自分がどれに近いかわからない場合は、洗顔後に何もつけずに10分放置してみると多少わかる。テカリが出るなら脂性寄り、突っ張るなら乾燥寄りと思っていい。

乾燥・べたつき別に、何を選ぶ?
脂性肌の場合
皮脂をしっかり落とせる「石けん系」や「アミノ酸系」の洗顔料が向いている。ただし、洗浄力が強すぎるものを毎日使うと肌が過剰に皮脂を分泌しようとして、かえってテカりがひどくなることがある。
具体的な商品で言うと、ビオレメン(花王)のメンズ泡洗顔はスーパー・ドラッグストアで買いやすく、洗い上がりもさっぱりしていて価格も500円前後と試しやすい。
乾燥肌の場合
「保湿成分入り」をうたっているアミノ酸系洗顔料が無難だ。洗浄力が穏やかで、肌に必要な成分を残してくれる。
Curel(キュレル)の泡洗顔料は乾燥肌・敏感肌向けに設計されていて、実際にドラッグストアのスキンケアコーナーでも定番扱いになっている。少し値段は上がるが(700〜900円程度)、刺激が少なく初心者にも使いやすい。
混合肌の場合
どちらにも偏りすぎないバランス型を選ぶのが基本だ。**ロゼット洗顔パスタ(アクネクリア)**はコスパがよく、皮脂のコントロールをしながら刺激も比較的少ない。100〜200円台で買えるので、最初に試す1本としてはかなり優秀だと思う。
洗顔料より先に、こすり方を見直そう
商品選びより、使い方のほうが影響は大きい。これは本当にそうで、いい洗顔料を使っていても、手で顔をゴシゴシこすっていたら意味がない。
泡立てを省略しない 洗顔料は直接顔につけてこするのではなく、手のひらで先に泡立てる。泡立てネットを使うと楽に豊かな泡が作れる。泡立てネット自体は100円ショップでも売っている。
触れるのは「泡」であって「手」ではない 泡が汚れを包み込んで落とすイメージで洗う。指が肌に直接触れないようにするのが理想に近い。
洗いすぎない 1回の洗顔は30〜40秒で十分だ。念入りに洗うほどいい、というわけではない。
すすぎはぬるま湯で 熱いお湯は皮脂を落としすぎるし、冷水は泡が落ちにくい。35℃前後が目安になる。
タオルでこすらない 洗顔後は清潔なタオルを顔にそっと当てて水気を取る。ゴシゴシふくのは論外だ。

朝は水だけでもいい?夜との使い分け
多くのスキンケア情報で「朝晩2回」と書かれているが、乾燥肌の場合は朝はぬるま湯だけで洗顔料を使わない方がいい、という考え方もある。自分の肌の状態を見ながら調整するのが現実的だ。脂性肌で朝からテカりが気になるなら、朝も洗顔料を使っていい。
洗顔は毎日やることだからこそ、なんとなくで続けると影響が積み重なる。商品はドラッグストアで揃うレベルで十分で、最初から高いものを買う必要はない。まず自分の肌タイプを確認して、それに合ったものを一本試してみるところから始めるといい。

