男性のスキンケア、基本の3ステップだけやれば十分だ
スキンケアって、調べ始めると情報が多すぎて逆にわからなくなる。美容液、導入液、トナー、パック……そういうものは全部後回しでいい。まずここを理解しておいてほしいんだけど、肌トラブルの大半は「洗いすぎ」か「何もしていない」のどちらかから来ている。だから最初にやるべきことはシンプルで、洗顔・化粧水・乳液の3つだけだ。
なぜ3ステップで十分なのか
男性の肌は女性と比べて皮脂分泌が多く、肌自体が厚い。それを理由に「男はスキンケアしなくていい」という話を聞いたことがあるかもしれないけど、それは半分間違いだ。皮脂が多いからこそ毛穴が詰まりやすいし、放置すると肌荒れやざらつきに直結する。
ただ、だからといって10ステップも必要かというとそうじゃない。洗う・補水する・フタをする、この3つの流れを毎日続けるだけで、何もしない状態とは明らかに変わってくる。
ステップ1:洗顔
正直に言うと、洗顔が一番大事で、一番やりがちなミスも多い。
よくあるのが「しっかり落とそう」と力を入れてゴシゴシこすること。これは完全に逆効果で、肌のバリア機能を壊して乾燥や赤みの原因になる。洗顔の目的は汚れを落とすことであって、肌を刺激することじゃない。
泡で優しく包むようにして、ぬるま湯で流す。これだけでいい。
洗顔料はどれでもいいわけではなくて、「泡立てやすいもの」か「泡で出てくるもの」を選んだほうが続けやすい。個人的におすすめしやすいのはニベアメンの「ディープクリーン泡洗顔」で、ポンプ一押しで泡が出てくるから手間がない。価格も500円前後で手に入る。
朝と夜2回洗顔するのが理想だけど、朝は水洗いだけでも構わない。夜だけは必ず洗顔料を使うこと。
ステップ2:化粧水
洗顔した後、肌は思ったより乾燥している。それを補うのが化粧水だ。
「化粧水って女性のもんじゃないの」と思う人もいるかもしれないけど、最近はメンズ向けの商品がかなり充実しているので、そこから入るのが抵抗感なくていい。
ルシードの「薬用トータルケア化粧水」あたりが定番で、ドラッグストアで1,000円前後で買えて使いやすい。成分に難しいこだわりは最初は不要で、「アルコールフリー」と書いてあるものを選ぶと肌への刺激が少なくて無難だ。
使い方は洗顔後すぐ、手のひらに適量とって顔全体にやさしくなじませるだけ。コットンを使う方法もあるけど、最初は手でいい。シンプルにしておかないと続かない。
ステップ3:乳液
化粧水で水分を入れたら、それが蒸発しないようにフタをする役割が乳液だ。ここを省くと、化粧水をつけた意味が半減する。
乳液と聞くとベタベタしそうなイメージがあるかもしれないけど、今のメンズ向け乳液はさらっとしたテクスチャのものが多い。コーセーの「雪肌精 男のゆきとり しっとり乳液」でもいいし、もっとシンプルに行くならニベアメンのモイスチャー乳液で十分だ。
量は少なめでいい。500円玉大くらいを顔全体に薄く伸ばす感覚。つけすぎると毛穴が詰まりやすくなるので、少ないかな、くらいでちょうどいい。
順番と時間帯について
洗顔→化粧水→乳液、この順番は変えなくていい。時間帯は夜だけでも効果は出るけど、朝も同じことをやると肌の状態が安定しやすい。
朝は洗顔(または水洗い)→化粧水→乳液で完了する。所要時間は慣れれば3〜4分だ。
「毎日続けられるか不安」という人は、まず夜の洗顔と化粧水だけから始めてもいい。2ステップでも何もしないよりはるかにマシだし、習慣になってきたら乳液を足せばいい。
季節や肌タイプで変えなくていいのか
最初はそこまで考えなくていい。「自分の肌が乾燥寄りか、脂っぽいか」くらいは意識しておくと製品選びの参考になるけど、基本の流れは変わらない。
脂っぽいからといって洗顔を強くしたり回数を増やしたりするのは逆効果になりやすい。肌が乾燥すると皮脂をより分泌しようとするので、「洗いすぎる→余計に脂っぽくなる」というループに入ることがある。乳液が重く感じるなら、化粧水のみで様子を見るのもありだ。