髪型で清潔感を出すために、まず直すべきことがある
清潔感って、顔立ちよりも髪で決まることの方が多い。正直に言うと、整った顔をしていても、髪がボサボサだったり伸ばしっぱなしだったりすると、それだけで「だらしない人」という印象になる。逆に、特別イケメンじゃなくても、髪がきちんとしているだけで「ちゃんとしてる人」に見える。
じゃあ「きちんとした髪」って何かというと、別に流行りのスタイルにする必要はない。まずここを理解しておいてほしいのだが、清潔感に必要なのは「おしゃれかどうか」じゃなくて「管理されているかどうか」だ。
カットの頻度が、実は一番大事
髪型の清潔感を損なう原因として一番多いのが、カットに行く間隔が長すぎること。2〜3ヶ月に1回しか行かない、という人は結構いるが、それだと後半の1〜1.5ヶ月はほぼ「伸ばしっぱなし」の状態になる。
襟足や耳周りが伸びてくると、どんなにセットしても野暮ったく見える。清潔感を保ちたいなら、1〜1.5ヶ月に1回のペースでカットするのが基本だ。
「お金がかかる」という気持ちはわかる。ただ、QBハウスのような1,200〜1,500円程度でカットできるチェーン店を使えば、頻度を上げてもそこまで負担にはならない。スタイリングにこだわりがないなら、QBで十分な場面も多い。
「なんとなく伸ばしてる」状態が一番よくない
髪を伸ばしたいのか、短くしたいのか、方向性が決まっていない状態が一番見た目に出る。中途半端な長さは、セットもしづらいし、まとまりも出ない。
ショートにするなら、サイドと後ろをすっきりさせて、トップに少し動きを出す。ミディアムにするなら、全体のバランスを意識してカットしてもらう必要がある。どちらにしても、「今自分はどの方向に伸ばしているのか」を理解してから美容師に伝えた方がいい。
わからなければ、「清潔感が出る髪型にしたい」とそのまま伝えていい。美容師はそういうオーダーに慣れている。
耳と襟足は、定期的に自分で整える
カットに行ったばかりでも、2〜3週間経つと耳周りや襟足がもわっとしてくる。このタイミングで一気に清潔感が落ちる。
対策として、セルフでバリカンを使って軽く整える方法がある。パナソニックの「ER-GS60」あたりは5,000円前後で買えて、アタッチメントで長さを調整できるので失敗しにくい。慣れるまで少し練習は必要だが、使いこなせると美容室の間隔を少し伸ばすこともできる。
難しければ、床屋(理容室)でカットとは別に「整えだけ」をお願いする手もある。1,000円以下でやってくれるところも多い。
セットは「何もしない」が一番まずい
「セットが苦手だから何もしない」という選択肢は、正直かなり損をしている。乾かしただけの自然乾燥状態は、整っているように見えて実は広がりやうねりが出やすく、ボリュームの出方もバラバラになる。
最低限やってほしいのはドライヤーで形を作ることだ。濡れた状態から乾かすとき、手で軽く根元を立ち上げながら乾かすだけで、仕上がりが全然変わる。
その上でワックスやジェルを使えばさらに整うが、まず「ドライヤーで形を作る」だけでも十分効果がある。
ワックスを使うなら、ツヤが出すぎないマットタイプが初心者には扱いやすい。ウーノの「クレイモールドN」は600円前後で手に入り、重くなりすぎないのでショートからミディアムくらいの長さに向いている。
フケ・頭皮の臭いは見えないけど伝わる
清潔感というと見た目ばかり意識しがちだが、フケや頭皮の臭いも清潔感に直結する。近づいたときにわかる部分なので、特に恋愛シーンでは無視できない。
シャンプーを見直すだけでかなり変わることがある。毎日洗っているのにフケが出る場合、シャンプーの洗浄力が強すぎて頭皮が乾燥しているケースが多い。アミノ酸系の低刺激シャンプーに変えてみると改善することがある。
具体的には「スカルプD ボーテ薬用スカルプシャンプー オイリー」や、コスパ重視なら「いち髪 ナチュラルケアセレクト モイスト」あたりが選びやすい。ただ、頭皮の状態は人によって違うので、これで全員解決するわけではない。
鏡で後頭部まで確認する習慣
最後に一つだけ。多くの人が前と横しか確認していない。後頭部や首筋の状態を見ていない人は意外と多く、そこが崩れているとせっかくのセットが台無しになる。
手鏡と洗面台の鏡を組み合わせれば後ろも確認できる。慣れれば10秒もかからない作業なので、習慣にしておいた方がいい。