婚活目的でマッチングアプリを使うなら、戦略とアプリ選びから始める

「とりあえず登録してみたけど、何から始めればいいかわからない」という状態のまま数ヶ月過ぎた、という男性は少なくない。マッチングアプリは種類が多い上に、婚活向けのアプリと気軽な出会い向けのアプリが混在しているから、どれを選ぶかで結果がかなり変わってくる。
婚活アプリと出会い系アプリは、ユーザー層がそもそも違う
まずここを理解しておいてほしいのだが、マッチングアプリといっても「結婚を視野に入れた相手を探す場」と「気軽に出会いを楽しむ場」では、集まっているユーザーの温度感がまるで異なる。
たとえばTinderやタップルは20代のカジュアルな出会いに強いアプリで、婚活目的のユーザーが少ない。そこで「将来のことを真剣に考えています」というプロフィールを書いても、ちぐはぐな印象を与えてしまうことがある。逆に婚活寄りのアプリで「楽しく話せる人がいれば」くらいの温度感でいると、相手に軽く見られるリスクがある。
婚活目的なら、ユーザー層が婚活・真剣交際寄りのアプリを選ぶのが基本になる。
婚活向きのアプリ、現実的に何を選ぶか
婚活目的でよく使われるのは、Omiai・ペアーズ・with の3つが中心になる。
Omiai は婚活色が強く、ユーザーの年齢層も比較的落ち着いている。プロフィールに「結婚を前提に探している」と書いても違和感がないし、相手もそういう前提で動いている人が多い。
ペアーズ は国内最大規模のアプリで、婚活目的のユーザーもかなり多い。ただしユーザー層が幅広い分、相手の目的を見極める必要がある。コミュニティ機能を使って「結婚を考えている」「同世代で話せる人」といったグループに参加すると、目的が近い人に絞り込みやすくなる。
with は性格診断・価値観診断を軸にしたアプリで、話題のきっかけが作りやすい。真剣度の高いユーザーも多く、婚活目的での利用と相性がいい。
タップルは基本的には出会い・交際目的のユーザーが多いため、婚活には少し向いていない。年齢や目的によっては使えることもあるが、最初の1本目としては選ばないほうがいい。
婚活目的のプロフィールで意識すること
婚活向けのアプリを選んでも、プロフィールが気軽な出会い向けの書き方だと刺さらない。
婚活ユーザーが相手のプロフィールを見るとき、最初に確認するのは「この人と将来が想像できるか」という点だ。趣味の話より、価値観・生活感・将来像のほうが重視される傾向がある。
具体的には、「結婚を見据えて真剣に活動しています」という一言を入れておくだけで、相手に安心感を与えやすい。これを書くことに抵抗を感じる人もいるが、婚活アプリでこれを書くのは別に重くない。むしろ書いていない方が「この人は目的が曖昧かも」と思われることがある。
あわせて、「休日の過ごし方」「どんな生活を送りたいか」あたりを具体的に書いておくと、相手が「一緒にいる将来」を想像しやすくなる。趣味の羅列だけで終わっているプロフィールは、婚活目的の相手にはやや弱い。
マッチング後のメッセージは、スピードより方向性を意識する
婚活目的で使っている相手は、ダラダラとメッセージを続けることに慣れていない人が多い。長期間メッセージだけで関係が止まっていると、相手が別の人に気持ちが向いてしまうことがある。
目安として、マッチングから2〜3週間でデートの話に進めるのが一つのラインだ。最初から「この人が運命の相手かどうか」を見極めようとすると動き出しが遅くなる。まず会って話す、というテンポ感の方が婚活では機能しやすい。
また、婚活目的の相手に対しては、ただ「楽しい会話」より「お互いを知ろうとしている会話」の方が好印象を与えることが多い。相手の仕事や休日の話を聞きながら、自分の価値観や考え方も自然に伝えていく流れが理想的だ。
1本に絞るか、複数使うか
婚活目的でアプリを使う場合、最初は1〜2本に絞るのが現実的だ。複数のアプリを同時並行すると、プロフィールの管理やメッセージのやり取りが追いつかなくなる。婚活は量より質の方が大事な局面が多いため、一人ひとりのやり取りをちゃんと積み重ねられる範囲で動く方がいい。
ただし、1本だけ使って3ヶ月ほど経ってもマッチングが少ない・会う相手がいないという状況なら、別のアプリを試してみる価値はある。ユーザー層が違えば、反応も変わることがある。
婚活でアプリを使うときに一番もったいないのは、「何となく登録して、何となく続けている」状態だ。どのアプリを使うか、どんなプロフィールを作るかを最初に決めてから動き出すと、同じ時間でも結果が変わってくる。まずアプリを1本選んで、プロフィールを婚活仕様に整えることから始めるといい。



