マッチングアプリ 目的別の選び方―婚活・真剣交際・気軽な出会いで変わる

「とりあえず有名なやつにしておけばいいか」と思ってペアーズに登録したものの、なんか雰囲気が合わない気がする――そういう経験をした人は多い。マッチングアプリは種類がいくつもあって、それぞれ利用者層や雰囲気がかなり違う。自分が何を求めているかによって、向いているアプリが変わってくる。
最初に確認しておきたいこと
アプリを選ぶ前に、自分がどういう出会いを求めているかをある程度整理しておいた方がいい。具体的には3つのパターンに分けて考えるとシンプルになる。
- 結婚を前提に相手を探したい(婚活)
- 真剣に付き合える相手を探したいが、結婚はまだ先でもいい(真剣交際)
- まずは会って話してみるところから始めたい(気軽な出会い)
この3つでアプリの雰囲気も、使っている人の温度感も変わってくる。「自分はどれだろう?」と少し考えてみてほしい。
婚活目的なら「結婚前提」が前提のアプリを選ぶ
結婚を考えているなら、利用者全体が同じ温度感のアプリを選んだ方が話が早い。その点でOmiaiは婚活層に向いている。会員登録にFacebook認証か身分証明書が必要で、真剣に使っている人が集まりやすい設計になっている。30代以上の利用者が多く、「いつかは結婚したい」という人より「具体的に考えている」という人の割合が高い印象がある。
ペアーズも会員数が多い分、婚活目的の利用者は多い。ただ、ライトな気持ちで登録している人も混在しているため、プロフィールの「真剣交際希望」「結婚を考えている」という項目を相手が設定しているかどうかを確認しながら絞り込む必要がある。
真剣に付き合いたいなら「相性重視」のアプリが合いやすい
「結婚にこだわっているわけではないけど、ちゃんと付き合える人を探したい」という場合は、withが選択肢として挙がりやすい。withは心理テストや価値観診断を使ったマッチング機能があり、外見だけでなく内面の相性を重視した設計になっている。20代後半〜30代前半の利用者が多い。
「まず相手のことをある程度知ってから会いたい」というタイプの人には向いている。逆に「効率よく会いたい」「とにかくマッチング数を増やしたい」という考え方だとちょっと使いにくく感じるかもしれない。
ペアーズもこのゾーンに入る。会員数が多いので選択肢は広いし、プロフィールを丁寧に書いている人は真剣に相手を探していることが多い。「真剣交際希望」のユーザーを絞り込んで検索することもできる。
気軽な出会いを求めているならタップルかTinder
「まずは会って話してみることに慣れたい」「恋愛経験を積みたい」という段階なら、タップルは使いやすい。趣味でマッチングする仕組みになっていて、「同じ趣味を持つ人に話しかける」という入り口があるため、最初のメッセージを送る心理的ハードルが下がりやすい。20代の利用者が中心で、全体的に雰囲気が軽め。
ただし「軽め」というのは良い面と悪い面がある。気軽に会える反面、真剣度が低い相手も混ざりやすい。会う目的を最初からはっきりさせておかないと、お互いの認識がずれることもある。
Tinderはさらに雰囲気が開けていて、「とにかく会える人を増やしたい」という場合には向いている。ただ、日本での利用者層は地域によってかなり差があるし、真剣に交際を求めている人とそうでない人の混在が大きい。使う前に自分が何を求めているかを明確にしておかないと、思っていたのと違う経験になりやすい。
「どれが自分に合うか分からない」なら掛け持ちも手
正直に言うと、一つのアプリに絞らなければいけない理由はない。OmiaiとペアーズをWEBから同時に課金して比較してみる、というのは費用はかかるが実際の利用者層の違いを肌で感じる一番早い方法でもある。複数アプリを同時に使うことのメリットや注意点は別の記事でまとめているので、参考にしてみてほしい。
目的が変わったらアプリを変える、というのも普通のことだ。たとえば「タップルで会い慣れてきたから、次は真剣に付き合える人を探したい」という段階でOmiaiに移行する、という使い方もある。アプリはあくまで手段なので、自分の状況に合わせて切り替えていけばいい。
まず自分が今どの段階にいるかを決めてから、そのゾーンに合ったアプリを一つ選んで始めてみるのが一番シンプルな進め方だ。




