マッチングアプリの掛け持ちはすべきか?複数同時利用のメリットと注意点

1つのアプリに登録してみたものの、なかなかマッチしない。「他のアプリも入れた方がいいのかな」と思いつつ、管理が大変になりそうで踏み切れていない人も多いと思う。
正直に言うと、マッチングアプリの掛け持ちは多くの人にとってやった方がいい。ただし「とにかく入れまくれ」という話ではない。何を目的に、どう使い分けるかを考えないと、お金だけ消えて何も残らない結果になりやすい。
なぜ1つだけだと不利になるのか
マッチングアプリは、アプリごとにユーザー層がかなり違う。年齢層・目的・会員数、どれをとっても別物だと思っておいた方がいい。
たとえばPairsは国内最大級の会員数を誇るが、ユーザーが多い分だけ競合も多い。自分のプロフィールが埋もれやすい環境でもある。一方でOmiaiは婚活寄りのユーザーが多く、真剣に付き合いたいと考えている女性の比率が高い傾向がある。withは価値観や性格の相性を重視したマッチングが特徴で、プロフィールや心理テストの内容がよく見られる。
1つのアプリだけ使っていると、そのアプリのユーザー層に合わなかったとき、ただ時間を浪費することになる。アプリを変えるだけでいいねの数が大幅に変わったという経験をしている人は少なくない。
掛け持ちの具体的なメリット
比較できる、というのが一番大きい。1つのアプリだけ使っていると、自分のプロフィールや写真が「良いのか悪いのか」の判断基準がない。複数使うことで「このアプリではいいねが来るのに、こっちでは来ない」という差がわかり、プロフィールの改善点が見えてくる。
次に、単純に出会える母数が増える。マッチングアプリはそもそも「いいね」を送ってマッチして、メッセージを続けて、会う約束をして、という工程が長い。途中で連絡が途絶えることも多い。1〜2人とやりとりしているだけでは、会えるまでに何ヶ月もかかることがある。複数のアプリで同時にやりとりを進めることで、現実的なペースで出会いにたどり着きやすくなる。
お金はどのくらいかかる?
ここが掛け持ちの一番の壁だと思う。男性は基本的に有料プランへの加入が必要で、2アプリ掛け持ちするとそれなりの額になる。
Pairsの場合:
Omiaiの場合:
withの場合:
2アプリで月3,000〜4,000円前後になることが多い(Web版で契約した場合)。アプリ内課金だと割高になるため、Web版から登録する方がいい。
「それだけ払うのは……」と感じる気持ちはわかる。ただ、合コンや街コンに1回参加するよりも安く、出会える可能性は高い。費用対効果で考えると、そこまで高くはない。
何アプリまでなら回せるか
3つ以上は、よほど時間に余裕がある人でないと管理が崩れる。平日に仕事をしながら運用するなら、2つが現実的な上限だと思っておいた方がいい。
なぜかというと、マッチングアプリで大事なのはメッセージのレスポンス速度だ。複数の人と同時にやりとりしていて、返信が数日後になってしまうと、それだけで相手の熱が冷める。アプリを3〜4つ入れて全部中途半端になるより、2つ集中して回す方が結果が出やすい。
組み合わせ方の考え方
「とにかく会員数が多いもの」と「自分の目的・性格に合ったもの」を1つずつ選ぶ、というのがシンプルでやりやすい。
たとえばPairsをベースにして、真剣に付き合いたいならOmiaiを、価値観重視で選びたいならwithを加える、という形が一般的な組み合わせだ。タップルは20代前半のユーザーが多く、カジュアルな出会いを求める層が中心なので、真剣な交際を探している30代男性には少し合いにくい面がある。
掛け持ちで失敗するパターン
登録しただけで放置してしまうのが一番多い。特にプロフィールを同じ内容でコピーして貼り付けるだけで終わる人がいるが、アプリによって見られ方が違うため、最低限の調整はした方がいい。
もう一つは、やりとりしている相手の管理ができなくなることだ。「どのアプリのどの人に何を話したか」が混乱して、的外れな返信をしてしまうリスクがある。メモアプリで簡単に管理するだけでかなり防げる。名前・アプリ名・直近の話題の3点を書いておくだけで十分だ。
まず2つ選んで3ヶ月続けてみる、というのが一番現実的な始め方だ。どちらが自分に合っているかは、やってみないとわからない。

