メンズ ヒゲ脱毛、医療脱毛と家庭用光脱毛どっちを選ぶべきか
毎朝のヒゲ剃りが地味にしんどい、剃っても夕方には青くなる、そういう状態が続いていると「いっそ脱毛してしまいたい」と思い始める。ただ、調べると「医療脱毛」と「家庭用光脱毛(光美容器)」の2択が出てきて、どちらを選べばいいのかよくわからない。この記事ではその違いを正直に話す。
結局、何が違うのか
一番大きな違いは「照射できる出力(エネルギー量)」だ。
医療脱毛は医師が管理するクリニックで、医療機器を使って強いレーザーを照射する。毛根にしっかりダメージを与えられるため、脱毛効果が高い。家庭用の光美容器はメーカーが安全性を考慮して出力を抑えており、医療機器ほどのエネルギーは出せない。
「家庭用は効かない」と断言するのは言い過ぎで、細い産毛などは薄くなることもある。ただヒゲは体の中でも毛が太く、毛根が深い。家庭用の出力では「まったく生えなくなる」レベルには、ほぼ到達しない。薄くなったと感じる程度が現実的なゴールだと理解しておいた方がいい。
費用の話
医療脱毛は初期費用がかかる。クリニックによって差はあるが、ヒゲ全体(鼻下・あご・あご下)を5〜6回通うと、総額で10〜20万円前後になることが多い。「髭脱毛 シェービング代がかからなくなる分で元が取れる」と言われるのはこのためで、理屈は合っている。ただ最初にまとまった額が必要なのは事実だ。
家庭用光美容器は本体を買えば使い続けられる。Panasonicの「光エステ ES-WH96」やBraun「Silk・expert Pro 5」などは3〜6万円程度。コスト面だけ見ると安く見えるが、ヒゲに対して効果が限定的という前提は忘れないでほしい。
痛みはどのくらい違うか
医療脱毛は痛い。特にヒゲは毛が濃いほど痛みが強く出る。「輪ゴムでパチンと弾かれる感じ」という表現をよく見るが、ヒゲ部分はそれ以上に感じる人もいる。クリニックによって麻酔クリームを使えるところもあるので、痛みが不安なら事前に確認した方がいい。
家庭用光美容器はそれより弱い。じんわりした温かさや軽いチクッとした感触で済むことが多い。痛みが苦手な人にとってはありがたいが、それはすなわち出力が低いことの裏返しでもある。
時間のかかり方が全然違う
医療脱毛は1回あたりの照射時間は短いが、月1〜2回で1年以上通い続ける必要がある。最初の数回でかなり薄くなり、5〜8回あたりで「ほぼ生えなくなった」と感じる人が多い。
家庭用は週1〜2回、自宅でコツコツ続けるスタイル。効果を感じ始めるまでに数ヶ月、「薄くなった」と実感するには半年以上かかることも普通だ。毎日ヒゲを剃りながら並行して続けることになる。
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じゃあ結局どちらを選べばいいのか
ヒゲをしっかり減らしたいなら、医療脱毛一択だ。ヒゲは体毛の中でも家庭用光美容器が最も苦手とする部位で、「ほぼ生えなくなる」を目指すなら医療機器の出力が必要になる。
家庭用を選ぶ理由があるとすれば、「完全になくすつもりはないが、少し薄くしたい」「クリニックに通う時間が取れない」「まず費用を抑えたい」といったケースだ。あくまで補助的な位置付けとして使うならアリだし、首やほほの産毛程度なら家庭用でも変化を感じやすい。
ヒゲの濃さや面積で悩んでいる人が、家庭用で根本的に解決しようとするのは少し遠回りになる。
クリニック選びで気をつけること
医療脱毛を選ぶなら、クリニック選びが重要になる。最近はヒゲ脱毛専門・メンズ脱毛専門のクリニックも増えていて、「メンズリゼ」「ゴリラクリニック」「湘南美容クリニック」などが比較的名前が出やすい。
料金プランの透明性(追加費用が発生しないか)、使っているレーザーの種類(アレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザーなど)、無料カウンセリングがあるかどうかをあらかじめ確認しておくといい。カウンセリングは複数のクリニックで受けてから決める方が後悔しにくい。
毎朝の剃り作業がなくなると、洗顔後のルーティンがシンプルになる。その点でヒゲ脱毛はスキンケアにも影響してくるので、今のスキンケアを整えながら並行して検討してみてほしい。

