メンズ カジュアルデートの服装―映画・カフェ・ショッピングで外さないコーデ
「普段着でいいか」と思って何も考えずに行ったら、相手がきちんとした格好をしていた——そういう経験をした人、意外と多い。かといって張り切りすぎてジャケットで行くのも、映画やカフェには浮く。カジュアルデートの服装はこの「気負いすぎず、でも手を抜かない」という絶妙なラインが難しい。
カジュアルデートでの「普段着」は通用しない
正直に言うと、「カジュアルだから何でもいい」は間違いだ。女性がカジュアルデートに来るとき、多くの場合はちゃんと考えて服を選んでくる。こちらがよれたTシャツとジーンズで現れると、それだけで「この人、デートを大事にしていないのかな」という印象を与えてしまう。
だからといって気合を入れすぎる必要もない。清潔感があって、サイズが合っていて、場所に対して極端に浮いていなければ、それで十分だ。
どのシーンでも使えるベースの組み合わせ
まず覚えておいてほしいのは、映画・カフェ・ショッピングはいずれも屋内メインで動きやすさが求められるシーンだということ。このシーンに向いているのはこういう組み合わせだ。
トップス:無地のカットソーか、シンプルなポロシャツ。柄物は避けた方がいい。ユニクロのスーピマコットンTシャツやポロシャツは生地感がよく、値段のわりに質が高く見える。GUでも形がきれいなものはある。
ボトムス:チノパンかスリムなイージーパンツ。デニムも悪くないが、色落ちが激しいものや膝が抜けているものは清潔感を損なう。ユニクロのスマートアンクルパンツや、ORIHICAのチノパンはシルエットがきれいで使いやすい。
アウター(秋冬):シンプルなコーチジャケットや、裏毛素材のシャツジャケット。革ジャンやダウンはカジュアルデートにはやや重い。
このベースをきちんと押さえるだけで、見た目の印象はかなり変わる。
サイズ感が全てを決める
どんなにブランドを揃えても、サイズが合っていなければ台無しだ。特に注意したいのはトップスの肩幅と袖丈、ボトムスの股下の長さだ。
Tシャツなら肩の縫い目が肩の端に来るサイズが正解。それよりずれると「大きすぎる」か「小さすぎる」かのどちらかに見える。ユニクロなら試着が手軽にできるので、実際に着てから判断した方がいい。
ボトムスの丈は、くるぶしが少し見えるか隠れるかくらいがちょうどいい。裾が地面に引きずっているのはだらしなく見える。
靴はスニーカーでいいが、種類を選ぶ
カジュアルデートにスニーカーは合う。ただし、くたびれたランニングシューズや色がくすんだものは印象が悪い。
白のローカットスニーカーが一番使いやすい。ナイキのエアフォース1、アディダスのスタンスミス、コンバースのオールスターあたりは持っておいて損がない。どれも清潔に手入れされた状態なら、カジュアルデートで浮くことはない。
靴の汚れは思った以上に目に入る。前日に確認して、汚れていたら拭いておくだけでいい。
映画・カフェ・ショッピング、場所によって変えるべきか
基本的には上で書いたベースの組み合わせで対応できる。ただ、ショッピングの場合は動きやすさを少し意識した方がいい。厚底のスニーカーや動きにくいボトムスは避けた方が無難だ。
映画やカフェは座っている時間が長いので、座ったときにシワになりやすい素材や、シルエットが崩れやすいものは避けた方がいい。チノパンよりも、少し伸縮性のあるイージーパンツの方が長時間座っていても形が崩れにくい。
香りにも少し気を配ると印象が変わる
服装ではないが、カジュアルデートで距離が近くなる場面は多い。映画館では隣に座るし、カフェでは向かい合って話す。そういうときに体臭や口臭があると、どんなにコーデがよくても台無しになる。
香水は必須ではないが、清潔感のある香りのものを1〜2プッシュするだけで印象が変わる。つけすぎは逆効果なので注意が必要だ。
「手入れされている」という印象を作る
高い服を着る必要はない。ユニクロやGUで揃えても、手入れされていれば十分に清潔感を出せる。逆に高いブランドのものでも、シワだらけ・毛玉だらけでは台無しだ。
着る前日にシワを伸ばしておく、毛玉を取る、靴を拭く。この3つだけやっておけば「ちゃんとしている人」に見える。
カジュアルデートの服装に正解はないが、「気を使っていない」と思われない服装には基準がある。その基準をクリアしたうえで、あとは当日の場所に合ったものを選んでいけばいい。まずクローゼットを開けて、サイズが合うきれいな状態のものがいくつあるか確認してみるところから始めてみてほしい。

