メンズ 化粧水・乳液の正しい使い方|保湿を毎日続けるための最小ステップ
スキンケアを始めようと思って化粧水を買ったはいいものの、結局3日で使わなくなった、という経験がある人は多い。面倒くさいというより、「これで合ってるのか」という不安が続かない原因になっていることが多い。
まずその不安を取り除くところから始める。
化粧水と乳液、どっちがどっちなのか
知らなくて当然なので整理しておく。
化粧水は「水分を補う」もの。乳液は「その水分が逃げないよう油分でふたをする」ものだ。この2つはセットで使うのが基本で、化粧水だけで終わらせると保湿した気になっていても数時間後には乾燥している、という状態になりやすい。
よく「化粧水だけでいい」という意見も見かけるが、正直に言うと乾燥肌・普通肌の人は乳液まで使った方がいい。特に秋冬は顕著に違う。脂性肌(テカりが強い)の人は化粧水だけで様子を見てもいいが、それでも「乾燥してるわけじゃないから」とスキンケア自体をサボると、皮脂が過剰分泌して毛穴が目立つ原因になったりする。
洗顔の後すぐやる、という習慣にする
タイミングの話をする。洗顔後、肌は急激に水分を失い始める。理想は洗顔から1〜2分以内に化粧水をつけ始めることで、「タオルで顔を拭いたら、次は化粧水」という流れを体に覚えさせるのが続けるコツだ。
化粧水と乳液をどこに置いているかも重要で、洗面台のすぐ手が届く場所に置いていないと、後でやろうと思ってそのまま忘れる。ドレッサーの引き出しの中にしまっているなら今すぐ出した方がいい。
実際の手順
手順自体はシンプルだ。
洗顔が終わったら、化粧水を手のひらに500円玉くらいの量を出す。両手に広げたら、顔全体に優しくなじませる。こすらなくていい。手で包んで軽く押さえるイメージだ。目の周りや小鼻の横など、乾燥しやすい場所は少し重ねてもいい。
化粧水がなじんだら、乳液を同じくらいの量(少し少なくてもいい)出して同じように広げる。乳液は少し時間をおいてから保湿の効果が出るので、急いでパタパタ叩き込む必要はない。
「コットンを使った方がいい?」とよく聞かれるが、男性の場合は手で十分だ。コットンは肌になじませやすい面もあるが、消耗品だし管理が面倒で、そこがハードルになって続かなくなる方がもったいない。
量が多すぎると逆効果になるか
化粧水は少ないよりは多い方がいいが、乳液はつけすぎると肌の上に膜が残る感じになり、ニキビができやすくなったりする。「手のひら全体にうっすら広がる量」が目安だ。
最初は量の感覚がわからないので、少し物足りないくらいから始めて、乾燥が気になれば増やすという調整の仕方でいい。
何を使えばいいか
商品の選び方の話も少しする。スキンケアを始めたばかりなら、まず「無香料・アルコールフリー」と書かれているものを選ぶのが無難だ。肌が慣れていない段階でアルコールが多いものを使うと、ピリつきを感じることがある。
具体的に挙げると、化粧水・乳液のセットで始めやすいのはニベアメン(花王)やルシード(マンダム)のシリーズだ。価格も1,000〜2,000円台で手に入るし、ドラッグストアで買えるので試しやすい。もう少し肌への配慮を重視したいなら無印良品の敏感肌シリーズもよく使われている。
高い化粧水を最初から買う必要はない。続けることが最優先で、1ヶ月使い切って「なんか肌が変わってきた」と感じてから好みで選び直せばいい。
「効果が出るまでどのくらいかかる?」
肌のターンオーバーは約28日サイクルと言われているので、2〜4週間は続けないと変化がわかりにくい。1週間試して「何も変わらない」と感じるのは早い。
逆に、「ツッパリ感がなくなった」「洗顔後の乾燥が気にならなくなった」という変化は比較的早い段階で気づく人が多い。全体的なトーンや毛穴の目立ちは時間がかかる。
続けるコツは「完璧にやろうとしない」ことだ。乳液を忘れた日があっても、化粧水だけでも塗れたならそれでいい。0か100かで考えていると、一度サボった時点でやめてしまいがちだ。化粧水を手に取るだけで「今日もやった」にする時期があってもいい。
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