マッチングアプリはアプリ内課金とWeb課金で料金が変わる―差額と節約の考え方

マッチングアプリを有料登録しようとして、「App StoreとWebサイトで値段が違う」と気づいた人は多いと思う。同じアプリなのになぜ価格が違うのか、最初はよくわからないはずだ。
これは仕組みがあって、知っておくと毎月の出費がかなり変わる。
なぜ値段が違うのか
アプリ内課金(App Store / Google Play経由)には、AppleやGoogleが手数料として売上の約30%を徴収する仕組みがある。アプリ運営会社はその分を価格に上乗せするため、どうしてもアプリ内経由の方が高くなる。
Web課金(ブラウザからクレジットカード払い)はこの手数料が発生しない。だからWebサイトから登録すると、同じプランでも安い価格になる。
知らないまま何となくApp Storeから課金している人は、毎月数百円〜1,000円以上を余分に払い続けていることになる。
各アプリの料金差を確認する
ここで気をつけたいのは、Omiaiの差額だ。Web版が1,700円〜なのに対し、アプリ内だと3,078円〜と、最安プランで比べると1,300円以上の差がある。3ヶ月使えばそれだけで約4,000円変わる計算になる。
Pairsも1ヶ月あたりで見ると200円弱の差だが、3ヶ月・6ヶ月プランで積み重なると無視できない額になる。
Web課金に切り替える方法
やり方は単純で、アプリ内の課金画面ではなく、各アプリの公式サイトにブラウザでアクセスしてプランを選ぶだけだ。
具体的にはこういう流れになる。
スマホのブラウザ(SafariやChromeなど)でアプリの公式サイトを開き、ログイン後に「プレミアム登録」や「有料プラン」のページに進む。そこでクレジットカードかデビットカードを登録して支払う。登録完了後はアプリ側で自動的に有料プランが反映される。
アプリ自体のダウンロードや使い方は変わらない。課金経路だけを変えるイメージだ。
注意点として、すでにApp Store経由で課金している場合は、App Store側でサブスクリプションをキャンセルしてからWeb課金に切り替える必要がある。二重払いになるケースがあるので、更新タイミングを確認してから動いた方がいい。
iPhoneユーザーへの補足
AndroidユーザーはGoogle Playの課金とWeb課金を比較しやすいが、iPhoneユーザーはApp Store経由が「当たり前」だと思いがちで、Web課金の存在に気づきにくい。
実際、Appleはアプリ内から外部決済サイトへの誘導を制限してきた経緯があり、アプリ上では「Webで登録してください」と案内されないケースが多い。意識してブラウザからアクセスしに行く必要がある。
ブラウザからアクセスするときは「(アプリ名) 登録 Web」で検索すると公式サイトに辿り着きやすい。
「どのプランを選ぶか」も料金差に影響する
アプリ内 vs Webの差に加えて、月単位で払うか・3ヶ月・6ヶ月まとめて払うかでも月あたりのコストが大きく変わる。
たとえばPairsの場合、1ヶ月ごとの更新より6ヶ月プランの方が月あたりでかなり安くなる。ただし、マッチングアプリに慣れていない段階でいきなり6ヶ月分を払うのはリスクがある。
現実的なのは、まず1ヶ月プランをWeb課金で試し、続けると判断したら3ヶ月プランに切り替えることだ。アプリの使い勝手や自分のペースを確認してからまとめて払う方が、無駄が少ない。
解約するときもWeb側で確認する
Web課金で登録した場合、解約もWebサイトのマイページから行う必要がある。App Storeのサブスクリプション管理画面を見ても表示されないので、「解約できない」と焦る前に公式サイトのアカウント設定を確認してほしい。
料金の差を知っているかどうかだけで、3ヶ月使い続ければ数千円変わってくる。登録前にまず公式サイトの価格を確認する習慣をつけておくといい。


